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麻布中 その唯一無二の魅力

麻布中学校は、その自由な校風と個性的な生徒たちで知られる名門校です。独自の価値観を持ち、一芸に秀でた生徒や自立心の強い生徒など、多様な才能を伸ばせる環境が麻布中学校の大きな魅力となっています。

麻布中の歴史

麻布中学校は1895年(明治28年)に麻布尋常中学校として創立され、初代校長は江原素六が務めました。 当初は東洋英和学校内に校舎を構えていましたが、1899年(明治32年)に麻布中学校と改称しました。創立者の江原素六は1842年(天保13年)に貧しい幕臣の子として江戸の角筈に生まれ、幕末の動乱期を生き抜きました。 明治維新後は新政府に出仕し、文部省で活躍。教育の近代化に尽力する中で、麻布中学校の前身となる学校を設立したのです。以来125年以上にわたり、麻布中学校は伝統を持ったアカデミズムを守りながらも、生徒一人一人の個性と自由を尊重する校風を育んできました。 時代とともに変化を遂げつつ、自由な精神を受け継ぐ名門校として今日まで多くの人材を輩出し続けています。

麻布中の卒業生進路

麻布中学校は高い学力を持つ生徒が多く集まることで知られ、卒業生の多くが難関大学に進学しています。以下は麻布中学校の進学実績の一部をまとめた表です。

大学名合格者数(2022年度)
東京大学52名
京都大学25名
早稲田大学116名
慶應義塾大学150名

麻布中学校では、生徒が本校のカリキュラムをしっかりこなすことを重視しており、基本的にどの学年においても塾や予備校に通う必要はないとしています。 しかし、高校生になると弱点補強や進学準備のために通う生徒もいるようです。麻布中学校の卒業生の多くは、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学など、日本を代表する難関大学に合格しています。特に東京大学と慶應義塾大学への合格者数が際立っており、毎年コンスタントに高い実績を残し続けています。このように、自由な校風の中で生徒一人一人の才能を伸ばす教育方針が実を結び、麻布中学校は現在も多くの優秀な人材を輩出し続けているのです。

麻布中の教育方針

麻布中学校では、生徒一人一人の才能を伸ばすために、きめ細やかな学習指導を行っています。中学1年・2年次には代数と幾何の2科目を設定し、代数では方程式・不等式・関数の基礎を中心に、幾何では図形の性質や論証の方法を学習します。 また、国語の授業では記述問題を中心に文章読解力を養成。理科では発酵や天体、感染症など幅広いテーマを扱い、社会は基本的な知識に加え資料活用力も重視します。 どの教科も思考力を鍛える教材を用い、難易度の高い授業を展開しているのが特徴です。一方で、基礎基本の定着も大切にしており、一定の学力に達するまでは塾や予備校に通う必要はないとしています。 高校生になると弱点補強などで通塾する生徒もいますが、基本的には学校の授業を中心に学習を進めることを推奨しているようです。このように麻布中学校は、ハイレベルな学習内容を独自のカリキュラムで展開しながら、生徒の学力を最大限に伸ばす教育を実践しています。

充実の学習環境

麻布中学校は、生徒の学習をサポートする充実した環境を整えています。特に図書館は日本でも有数の蔵書を誇り、学習に最適な空間として知られています。 長期休暇中も開放され、生徒たちが自主的に学習に取り組める環境が整っています。また、麻布中学校のキャンパスは、東京都心にありながら緑豊かで開放的な雰囲気を持っています。 広大な敷地内には、野球場、サッカー場、ラグビー場、テニスコートなどのスポーツ施設が充実しており、生徒たちは授業の合間に思い思いに過ごすことができます。このように、麻布中学校は学習面だけでなく、生徒の心身の健康をサポートする環境づくりにも力を入れています。恵まれた立地と施設を活かし、生徒一人一人が自由に学び、成長できる場を提供しているのです。

麻布中の部活動や課外活動

麻布中学校には、生徒の多様な興味関心に応える幅広い部活動が用意されています。運動部としては、サッカー部、硬式野球部、バスケットボール部、バレーボール部、陸上部、テニス部、卓球部、バドミントン部、アメリカンフットボール部、アーチェリー部、オリエンテーリング部、ゴルフ部、スキー部などがあります。文化部も充実しており、音楽部、パソコン部など、生徒の才能を伸ばす環境が整っています。 部活動は生徒の自主性を重んじながらも、専門的な指導者のもとで熱心に活動が行われており、各部で優れた成績を収めています。このように、麻布中学校の部活動は生徒の自由な精神を大切にしつつ、高いレベルでの活動を行っているのが特徴です。

伝統ある学校行事

麻布中学校では、学校行事を通して生徒の自主性や協調性を育むことを重視しています。特に文化祭は、生徒主導で企画・運営される学園最大の行事であり、毎年3日間で3万人近い入場者数を記録します。 文化祭実行委員会(文実)が中心となり、予算700万~900万円規模の大規模なイベントを生徒の手で作り上げるのです。また、10月中旬には各学年で2日~4日間の「学年行事」が行われます。 中学1年生は創立者江原素六先生の墓参のため沼津へ、中学2年生は相模湖遭難事件の慰霊のため相模湖へ赴くことが多いようです。 中学3年生は2泊3日の旅行、高校生は修学旅行や受験準備など、学年に応じた多彩な活動が展開されます。このように麻布中学校の学校行事は、生徒の自主性を尊重しつつ、学園の伝統や歴史を大切にする内容となっています。生徒たちは行事を通して、自ら企画し実行する力を身につけ、仲間と協力しながら成長していくのです

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