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巣鴨中 心身の鍛練と英才早教育

巣鴨中学校・高等学校は、東京都豊島区に位置する私立の男子校です。1914年に創立され、中高一貫教育を提供しています。

巣鴨学園の歴史

巣鴨中学校・高等学校の沿革は以下の通りです。1910年、創立者の遠藤隆吉が私塾「巣園学舎」を創設。 1914年5月に巣鴨中学校が創立され、当時の近代建築の粋を集めた本館が竣工した。 1965年に第1回大菩薩峠越え強歩大会が開催され、1974年に巣園ギムナシオンが竣工。 1982年には巣鴨学園蓼科学校が開校し、2012年から新校舎建設工事が開始された。 2015年に新校舎の全棟が使用開始となり、2016年には西新校舎および新ギムナシオンが同時竣工した。

2024年度合格実績

巣鴨中学校の2024年度卒業生の進学実績は以下の通りです。東京大学に5名、京都大学に3名、早稲田大学に24名、慶應義塾大学に18名が合格しました。 また、国公立大学の医学部にも毎年多数の合格者を出しており、2024年度は東京医科歯科大学に2名、東北大学医学部に1名が合格しています。 さらに、海外の大学への進学も増えており、2024年度はハーバード大学、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学など、世界トップレベルの大学に合計10名以上が合格しました。 巣鴨中学校は長年にわたり高い進学実績を誇っており、2024年度も多くの生徒が難関大学に合格しています。

英才早教育の実践

巣鴨中学校・高等学校では、「英才早教育」と「らせん状階段方式」という特色ある指導法により、生徒の確かな学力を養成しています。 中高一貫の6年間を通して、難関大学受験に対応するだけでなく、将来を見据えて実社会でも活躍できる学力、人間力、国際力を育むことを目指したカリキュラムを実践しています。 学校長の堀内不二夫氏は「少年が持つべき基本姿勢、すなわち自らの可能性を信じ努力し続けること、は変わりません」と述べ、生徒が自ら努力する姿勢を養い、可能性を夢や目標につなげていくことを重視しています。

伝統行事で鍛錬

巣鴨中学校では、生徒の心身を鍛える伝統行事として、毎年5月に大菩薩峠越え強歩大会を実施しています。 この強歩大会は1965年に始まり、2024年で第60回を迎えました。 一方、1月には早朝寒稽古が行われ、厳しい寒さの中で生徒たちが精神力や忍耐力を養います。 これらの行事を通して、巣鴨中学校は文武両道の精神を体現し、努力を重ねることで生徒が自らの可能性を開花させることを目指しているのです。

充実した教育環境

巣鴨中学校・高等学校は、生徒一人一人の可能性を引き出すために、充実した教育環境を整えています。中高一貫教育のメリットを活かし、6年間を見通した系統的なカリキュラムを編成しています。 特に、国内トップレベルの国際教育プログラムを数多く設けており、世界で活躍できるグローバル人材の育成に力を入れています。 例えば、ネイティブ教員による英語の授業や、海外研修、国際交流など、生徒が英語力を高め、異文化理解を深める機会が豊富にあります。 さらに、東京大学や慶應義塾大学など、国内の一流大学とも連携し、特別講座や合同ゼミを実施しています。 巣鴨学園の恵まれた教育環境は、生徒たちが高い志を持って学び、将来の夢の実現に向けて着実に成長していくことを支えています。

多彩な班活動

巣鴨中学校・高等学校では、一般の学校の部活動を「班活動」と呼んでいます。体育部には、スキー班、山岳班、蹴球班、卓球班、排球班、合気道班、籠球班、軟式庭球班、野球班、剣道班、柔道班、陸上競技班、水泳班、バドミントン班、硬式テニス班、ハンドボール班、体操班などがあり、中学と高校は基本的に別々に活動しています。 一方、文化部は中高合同で活動しており、書道班、美術班、生物班、科学技術班、写真班、英語班、化学班、吹奏楽班、地学班、合唱班、歌留多班などがあります。 このほか、JRC同好会、社会科研究同好会といった同好会や、物理研究会、数学研究会、囲碁・将棋研究会、茶道研究会、鉄道研究会などの研究会も活発に活動しています。2 巣鴨学園の班活動は多岐にわたり、生徒たちは学業とのバランスを取りながら、それぞれの興味や関心に応じて活動に励んでいます。2

充実の学校行事

巣鴨中学校・高等学校では、学業だけでなく生徒の心身を鍛える様々な行事が年間を通して行われています。5月には、1965年から続く伝統行事「大菩薩峠越え強歩大会」が開催されます。 この強歩大会は2024年で第60回を迎え、生徒たちは大菩薩峠を越えて心身の鍛錬に励みます。7月には、千葉県館山市で「巣園流水泳学校」が行われ、生徒たちは海での水泳訓練を通して体力と精神力を養います。 また、長野県茅野市の蓼科学校では、夏季勉強合宿が実施され、自然の中で集中して学習に取り組みます。11月には、国営武蔵丘陵森林公園でマラソン大会が開催され、生徒たちは持久力を競います。1月には、厳しい寒さの中で精神力や忍耐力を養う「寒稽古」が行われます。このように、巣鴨中学校・高等学校は季節に応じた様々な行事を通して、生徒たちの心身を鍛え、文武両道の精神を体現しています。 これらの行事は、生徒が自らの可能性を信じ、努力し続ける姿勢を養うことを目的としており、巣鴨学園の教育方針の重要な一環となっています。

巣鴨中の著名な卒業生

巣鴨中学校・高等学校の校友会は、在校生と卒業生の絆を深め、母校の発展を支援する組織です。 校友会は、会員相互の親睦を図るとともに、学校行事への協力や支援を行っています。 例えば、毎年5月に開催される大菩薩峠越え強歩大会では、校友会のメンバーがボランティアとして参加し、生徒たちの活動をサポートしています。 また、校友会は卒業生のネットワークを活かし、在校生に対するキャリア教育や進路指導にも力を入れています。 卒業生を講師に招いた講演会や、職場見学会などを定期的に開催し、生徒たちが将来のビジョンを描くための支援を行っています。 巣鴨中学校・高等学校の校友会は、在校生と卒業生が共に学び、成長し続けるための架け橋となっているのです。

入試問題の特色

巣鴨中学校の入試問題は、高い学力を要求する難易度の高いものとなっています。特に算数の問題は、単なる計算力だけでなく、応用力や思考力を試すような出題が多いのが特徴です。12023年度の算数選抜問題では、図形の性質を活用した証明問題や、ユニークな発想を必要とする問題が出題されました。1 これらの問題を解くためには、基礎的な知識に加えて、柔軟な思考力と問題解決能力が求められます。巣鴨中学校は、単に知識を詰め込むだけでなく、生徒の思考力を重視する教育方針を持っています。 入試問題もこの方針に沿って作成されており、受験生の能力を多角的に評価することを目指しているのです。巣鴨中学校の入試問題は、同校の教育レベルの高さを反映したハイレベルなものですが、日頃から論理的思考力を鍛えている受験生にとっては、実力を存分に発揮できる良問揃いといえるでしょう。

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