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6月 21, 2024  · 学校紹介

城北中の歴史とこだわり

東京都板橋区東新町にある城北中学校・高等学校は、1941年に創立された私立男子校です。「人間形成と大学進学」を教育目標とし、中高6年間を基礎期、錬成期、習熟期に分けて学力と人格を育てます。2026年春の卒業生は330名で、東京大学には6名が合格し、全員が現役でした。この記事では、2026年度入試の結果、2027年入試用の偏差値、2026年春の大学合格実績、科目別の傾向と対策を、公表資料にもとづいてまとめて解説します。

(2026年8月更新/出典は城北中学校・高等学校の公式発表資料、四谷大塚およびインターエデュの公表データ。大学合格者の現役内訳はインターエデュの学校別集計で補足)

城北中学校の2026年度入試結果データ

2026年度は2月1日、2日、4日の3回に分けて実施されました。学校の公表値は次のとおりです。

第1回・2月1日 募集約115名/応募450名/受験413名/合格133名/約3.1倍/最高293点・最低212点
第2回・2月2日 募集約125名/応募771名/受験624名/合格298名/約2.1倍/最高295点・最低203点
第3回・2月4日 募集約30名/応募484名/受験339名/合格61名/約5.6倍/最高276点・最低224点
満点 各回とも340点

実質倍率は受験者数を合格者数で割って算出しました。第3回は募集枠が小さく、受験者339名に対して合格者61名だったため、約5.6倍でした。

合格最低点は第1回212点、第2回203点、第3回224点です。同じ340点満点でも問題の難度と受験者層が異なるため、年度や回をまたいで点数だけを比べないようにしてください。

城北中学校の試験科目と配点

2026年度の一般入試は4科目で実施されました。

国語 50分・100点
算数 50分・100点
社会 40分・70点
理科 40分・70点
合計 180分・340点

国語と算数が各100点で、理科と社会が各70点です。国語と算数の比重は大きいものの、理社の合計は140点あり、4科を通した安定が必要です。

2027年度入試について、現時点で日程を確認できるのは、1月5日の帰国生選抜、2月1日の第1回4科入試と算数選抜、2月2日の第2回4科入試です。学校Q&Aは従来の第3回4科入試も前提に説明していますが、第3回を継続するか廃止するか、実施日と募集人員は2026年8月20日時点の正式募集要項で確認できません。公開後の要項で再確認してください。

城北中学校の偏差値(2027年入試用)

四谷大塚の2027年入試用Aライン80偏差値は次のとおりです。

第1回4科 56
算数選抜 65
第2回4科 58
日能研R4 2027年入試用の回別数値は公表資料で確認できず

算数選抜は1科目で合否を争うため、4科入試とは受験者層も合格可能性の目安も異なります。算数が得意でも、1科目で失点を補えない形式であることを理解したうえで受験計画に組み入れてください。

城北高校の大学合格実績【2026年春・最新】

2026年春の卒業生は330名です。主要大学の合格者数は次のとおりです。

東京大学 6名(現役6名)
京都大学 4名(現役3名)
一橋大学 7名(現役6名)
東京科学大学 5名(現役5名)
国公立大学・大学校医学部医学科 8名(現役4名)
早稲田大学 88名(現役70名)
慶應義塾大学 56名(現役44名)
上智大学 51名(現役46名)
東京理科大学 136名(現役97名)

国公立大学・大学校医学部医学科8名には防衛医科大学校1名を含みます。私立大学を含む医学部医学科全体は54名で、現役は15名でした。私立大学の合格者数は延べ人数です。

城北中の歴史と沿革

城北学園は1941年、深井鑑一郎と井上源之丞によって創立されました。明治期の旧私立城北中学校を再建する意味をもち、規律を重んじながら、生徒と教員の信頼関係を大切にする教育を受け継いでいます。

1943年に現在の板橋区東新町へ移転し、戦後の学制改革で新制中学校と高等学校を設置しました。現在は中学校からの生徒に加えて高校入学生も受け入れています。

城北中の教育方針と校風

教育目標は人間形成と大学進学です。大学合格を学習の終点にせず、規律、責任、他者との協力を身につけ、自分で将来を切り開く力を育てます。

  • 中学1・2年を基礎期として学習習慣を整えること
  • 中学3年・高校1年の錬成期に思考力と応用力を伸ばすこと
  • 高校2・3年の習熟期に希望進路に応じて学びを深めること

毎日の授業と家庭学習を重視し、質問や補習に対応できる体制を整えています。部活動や行事にも力を入れ、努力を続けることが特別ではない校風を育てています。

城北中の施設・学習環境

広い校地に普通教室、理科実験室、図書館、講堂、体育館、温水プール、武道場、人工芝グラウンドなどがあります。都内の学校としては運動施設が充実しています。

進学センターには大学資料や過去問題集があり、自習にも利用できます。授業で理解できなかった点を教員へ質問し、放課後に学び直せる環境です。

城北中の部活動・課外活動

運動部と文化部が幅広く、野球、サッカー、陸上、バスケットボール、水泳、柔道、剣道などに加え、吹奏楽、鉄道研究、地理、化学、生物などの活動があります。

多くの生徒が部活動へ参加し、学年を越えて練習や研究を進めます。試合や発表に向けて時間を管理する経験は、学習を継続する力にもつながります。

城北中の年間行事・学校生活

体育祭、文化祭、校外学習、宿泊行事、修学旅行などがあります。体育祭は広いグラウンドを使って中高合同で行われ、文化祭ではクラブや学年の成果を発表します。

行事は生徒が役割を分担し、準備から当日の運営まで関わります。集団の中で規律を守りながら、自分の意見を伝え、相手の考えと調整する経験を重ねます。

城北中学校の入試問題の傾向と対策

国語の入試傾向と対策

国語は50分・100点です。漢字や語句と、説明的文章、文学的文章の読解が中心です。選択、抜き出し、記述を組み合わせ、本文の細部と全体の両方を読み取ります。

文学的文章では、人物の気持ちを表す語だけでなく、行動、会話、情景の変化を根拠にします。説明的文章では、問いと答え、対比、具体例と結論の関係を段落ごとに整理してください。

記述では、設問の条件を外さないことが重要です。理由を聞かれたら原因と結果をつなぎ、内容説明なら指示語や比喩を具体化します。字数に収める前に、必要な要素を箇条書きにしてから一文へまとめます。

過去問では、本文を読む時間、選択問題、記述問題の時間を記録してください。復習では、根拠が本文のどこにあるかを確認し、正解の表現を覚えるのではなく、答案を作る順序を身につけます。

算数の入試傾向と対策

4科入試の算数は50分・100点です。計算、割合と比、速さ、規則性、場合の数、平面図形、立体図形などから出題されます。

2027年度は算数選抜が新設されるため、受験する場合は正式な出題範囲と時間を確認してください。考え方を図や式で残し、条件を一つずつ処理する練習が必要です。

理科の入試傾向と対策

理科は40分・70点です。4分野から広く出題され、実験、観察、グラフ、計算を使って考えます。

資料の数値を読む前に、実験で変えた条件とそろえた条件を確認します。知識問題を速く処理し、計算や説明に使う時間を残してください。

社会の入試傾向と対策

社会は40分・70点です。地理、歴史、公民を横断し、統計、地図、写真、史料を使う問題が出されます。

用語の暗記に加えて、出来事の背景と結果、地域ごとの違いを説明できるようにします。時事的なテーマは教科書の制度や歴史と結びつけて整理してください。

複数回の入試では、募集人員と合格最低点がそれぞれ異なります。過去問の結果は回ごとに分け、第一志望の回で安定する学習を優先してください。併願日程を組む際には、午後入試や移動を含めて体力と時間にも余裕を持たせます。当日の起床から帰宅までを想定し、休憩と食事の時間も確かめてください。

まとめ 次年度入試に向けて

城北中学校は、規律ある生活と学習、部活動を通して、人間形成と大学進学の両方を目指す男子校です。受験生と保護者の方が押さえておきたい要点は次の3点です。

  • 2026年度の実質倍率は第1回約3.1倍、第2回約2.1倍、第3回約5.6倍だったこと
  • 2027年度は算数選抜と帰国生選抜を新設し、一般入試の日程構成も変わること
  • 4科入試では国語と算数が各100点、理科と社会が各70点であること

国語では、本文の構成をつかんでから、設問が求める根拠へ戻る読み方が必要です。記述は、根拠、結論、両者をつなぐ説明がそろっているかを毎回確認してください。

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